岩崖の風当たりが強い場所でも
可憐に咲く花
この花はあの方だ
つぼみを守るように咲く花々
あの人の様だ
彼はまだ地中で
じっと耐えてる、これから咲く花
彼女はこれから種を繋いでいこうとしている花
と、花々を見ながら
思い巡らし、あたたかな気持ちを頂いていた
ところが、
どうしても、ひとり
他の花々を想像しても
当てはまらない人が居る・・・・
あの花は?別の花は?と考えてはみるものの
しっくりとこない・・・・
あー
俺はあの土でいい
いや
あの、咲く花々の下の土、一粒になれればそれでいい
そう思ったら
しっくり来た